地方の過疎化への対策→仕事の創出
若者が地元の田舎から都会に出ていく一因として、
希望する進学先、仕事がないから、あるところへ行く
ということは必然であろう。
昔は、貧しい地域に会社が設立されたり、工場ができたりして、
そこに雇用が生まれ、人々が働くことで経済力をつけていくことができた。
これが、貧乏から脱出できる手段だと人々は信じていた。
しかしながら、現代になって、豊かになったが故に、
職場の労働環境が悪い、給料が安いなどと不平・不満を言うようになった。
多様性を認める社会になり、人々は経済力の向上はもとより、自分の夢・希望を叶えようとするようになった。
そうすると、かつて田舎に工場などを誘致して雇用を生む手法では、業種が限られてしまい、人が集まらなくなった。
もはや、雇用されて働くことで経済力がつく時代ではなくなったのである。
田舎で働こうとしても、役場や金融機関、工場、スーパーしか仕事がない。
そして、人は希望する仕事を求めて、仕事が溢れる都会に出ていく…
これでは、地方が過疎化する一方である。
かつては、工場を誘致すれば済む話だったのかしれないが、
それは現代には通用しない。
これからの時代は、地方に若者が望む仕事を創出していかないといけない。
工場誘致でなく、人材誘致こそが必要不可欠だ。
幸い、今はIT環境が非常に発達し、都会でなくても十分仕事ができる環境が整っている。
ITツールを積極的に活用することができれば、都会のオフィスビルでなくとも、
田舎で田んぼに囲まれた環境で仕事をすることも十分可能である。
田舎では今、空き家の問題も深刻化になりつつある。
その空き家を活用した企業誘致、サテライトオフィス、テレワークなどへの活用が期待される。
やはり、田舎で過ごすには、仕事がなければ生活が成り立たない。
そして、仕事が創出されれば、必然的に人は集まって来る。
そうすることで、地方の過疎化に歯止めがかかるのではないか。
都会で仕事をするのではなく、田舎での起業創出を期待したいし、
私もまた、職業柄そのお手伝いをしていきたいものである。
