移住→田舎暮らしの注意点

★移住について★

地方創生・田舎暮らしが注目されて久しい。特に、地方の人口減少率、過疎化は激しく、交通の便が悪いところ、とりわけ山間部については、若者が都市部へ出て行ってしまって、少ないという地域も少なくないだろう。

農家である、自営業である、などといっても、都市部と比べて決して儲かるわけではなく、老後のことも考えると、仕事がある都市部へ行き、いい会社へ就職し、定年までしっかり働くというスタイルが老後に困らないから。というような理由で、親や学校の先生が、そうするように薦めるというケースも多いだろう。

確かに都会の方が田舎に比べて仕事の選択肢は多い。田舎には住みたいが仕事環境の条件が整わないという人も多いのではないだろうか。

しかしながら、都会に住み、働く中で、うつ病やワーカーホリックなど、働き過ぎで体を壊してしまう人も決して少なくない。そうなってしまっては本末転倒だ。

田舎の方がゆったりできそう、自然に囲まれて過ごしたい、という人が増え、地方自治体は移住者の受け入れに積極的だ。地域おこし協力隊という制度も作られ、自分たちの地域の魅力を発掘してもらう、という機会を設け、活躍する人も多いと聞く。

自分で何か食っていけるスキルや能力があれば、最近はインターネット環境の発展により、田舎でも十分仕事と生活が両立できるはずだ。

では、都心部よりも、田舎暮らしの方が本当にいいのだろうか。

率直に言えば、田舎も都会も一長一短あるわけであり、いいことだけではないのは間違いない。人々が故郷を離れたのは仕事だけではないと思う。

県庁所在地くらいの地域なら移住はよいと思うけど、田舎によっては「よそ者」扱いがずっと続くところもある。その辺の注意が必要だ。

田舎は人間関係のつながりが強く、お互いを助け合う…などと言うが、一方でプライバシーも何もない一面もあり、一歩間違えば村八分なんてことにもなりかねない。

田舎だと村、組のつながりも多く田舎の親たちの中には毎週末の寄り合い、月一のどこかの掃除に集まり、葬儀ができたら3日は休んで手伝い
そんな大変さを見て都会に出た人もいる。

田舎に戻ろうとする孫世代はそこまで知らないし、
祖父母も故郷に戻ってきてくれた孫に言うわけがない。

昔より楽になったとは言え、まだまだそんな付き合いも多いのに気がついたとき、孫世代がどうするか、それを考えなくてはいけない田舎も多いと思う。

田舎・故郷に戻ってくる人がどこまで理解して許容できるか、郷には郷に従え、ということなのかもしれないが、なぜ人々が都会に出て行ってしまったのか。
単に仕事がないというだけの問題ではないということを、迎える人たちの意識改革が必要だと思う。

そうでないと、地方への移住は一過性のものに終わってしまい、都市部への過疎化は進むばかりであろう。

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