価格・機能競争ではなく、ブランド構築を
携帯業界で働いていますが、ドコモ、ソフトバンクから
最新機種が発売され始めました。
昔は、新機種が発売されるのを楽しみにし、発売日には
店頭に列を成してまで買いに行っていたものです。
しかし、今は活気がなく、売れません。
どこのメーカーも、似たり寄ったりのものを発売し、
前回の機種からマイナーチェンジ程度のもの。
携帯の高機能化だけが進み、ついにカメラは
1千万画素のものまで登場することに。
これ、いつまで続くのでしょうか?
そろそろ、頭打ちではないでしょうか。
商品の変わるサイクルが早すぎます。
携帯に限らず、家電製品はほとんどそうです。
買うタイミングがわからない。
ちょっと待てば、
そんなに機能は変わらないのに、安く買える。
こんな状況では、不況と言われているのにも
無理はないのでは?と思います。
あとは、価格競争が激しくなってきていること。
どんどん物の値段が安くなり、値下げ合戦になってきています。
これも、いつまで続くのでしょうか?
値下げをすることで、これまでの物の質自体は
下がってはいないでしょうか?
安けりゃ何でもいいというわけではないんです。
弁当として売る米が、安いからといって
事故米でもいいのでしょうか?
価格・機能競争だけという企業の戦略だけでは、
今後淘汰されていくだろうと思います。
この不況の中でも、上手くいっている企業は、
価格だけでなく、その中身やブランドが消費者に
受け入れられているからこそ、
業績が好調なのではないだろうかと思います。
企業・商品のブランドって大切だと思います。
この会社だから、この商品だから、これにしよう、
っていう価格や機能だけではない、+αの価値が
これからは必要になってくるのではないかと思います。
自動車メーカーで言うと、ベンツやBMWというのは、
日本において確かな地位、ブランドを築いていると思います。
アウディという自動車メーカーは、
自動車不況の中、微増の業績だったそうです。
決して安いわけでもなく、燃費が特段にいい、
ハイブリッドカーを出しているわけでもありません。
やはり、そこには価格や機能面だけではない、
ブランドや+αの価値があったから、
微増の業績となったのではないかと思います。
ブランドは、一朝一夕で構築されるものではありませんが、
目先の利益を考えるのではなく、
5年、10年先にどういう企業で在りたいか、
長期的なビジョンが必要であり、
その中でこういう会社です。というブランドを
顧客にわかりやすいように作り上げていくことが、
今後企業に求められることではないでしょうか。
どこも似たり寄ったりなものを作り、
価格競争だけに走っていては、
お先真っ暗だと思います。
